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スマホ代を節約したい人に人気の「格安SIM(MVNO)」。さらに「中古スマホ」と組み合わせることで、初期費用も月額もグッと抑えることができるようになります。
しかし、「格安SIMって何?」「SIMフリーってどういう意味?」「中古スマホでもちゃんと使えるの?」と疑問を感じている人も多いはず。
この記事では、中古スマホと格安SIMを組み合わせて使う際に知っておくべき基本用語と注意点を、初心者向けにわかりやすく解説します。
■ 格安SIMとは?
格安SIMとは、大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンクなど)の回線を借りて通信サービスを提供する事業者(MVNO)のSIMカードのことです。
「MVNO(Mobile Virtual Network Operator)」=仮想移動体通信事業者
つまり、自前の基地局を持たずに、大手の通信インフラを借りて運営しています。
有名な格安SIM会社の例:
- IIJmio
- mineo
- 楽天モバイル(MNO+MVNO型)
- LINEMO
- OCN モバイル ONE
- ahamo、povo(※厳密にはサブブランド)
月額1,000円前後〜利用できる料金プランが多く、スマホ代の節約手段として人気です。
■ 中古スマホでも格安SIMは使えるの?
答えは「使えます。ただし条件があります」。
中古スマホが格安SIMで使えるかどうかは、以下の用語と関連しています。
■ 中古スマホ×格安SIMの基本用語解説
◎ SIMカード(Subscriber Identity Module)
スマホの中に差し込んで使う通信・通話の“契約情報”が入った小さなチップ。
格安SIMを契約すると、このカードが送られてきます。
◎ SIMフリー端末
どの通信会社のSIMカードでも使えるスマートフォンのこと。
中古スマホを買う場合、「SIMフリー」と表記された機種は格安SIMとの相性が良いです。
◎ SIMロック解除
ドコモ・au・ソフトバンクなどで販売されたスマホは、**他社のSIMカードが使えないように制限(SIMロック)**されていることがあります。
これを解除することで、格安SIMが使えるようになります。
◎ 対応バンド/周波数
スマホとSIMの相性に関わる大切な要素。格安SIMが使っている電波(バンド)に対応しているかどうかが通信可否を左右します。
たとえば:
- ドコモ回線の格安SIMを使うなら → ドコモ端末や対応周波数のSIMフリー端末が望ましい
■ 格安SIMと中古スマホを組み合わせるメリット
◎ 月額料金が安い
→ 3GB〜5GBのプランで月1,000円台が主流。家族で使うとさらに節約効果大。
◎ 初期費用も抑えられる
→ 中古スマホなら1〜3万円台で状態の良い端末が入手可能。
◎ 契約の自由度が高い
→ 多くの格安SIMは契約期間の縛りなし・解約金なし。
■ 中古スマホ+格安SIMの注意点
中古スマホで格安SIMを使う際には、以下の点に注意しましょう。
◎ SIMロックが解除されているかを確認
→ 特にキャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の中古品は要チェック。
- 2015年以降発売の端末:多くがSIMロック解除可能
- 解除済みであれば「SIMロック解除済」と明記されていることが多い
◎ 赤ロム(ネットワーク利用制限)に注意
→ 前の利用者が分割払いを滞納していると、通信不能になる恐れあり。
「○:制限なし」「△:制限の可能性あり」「×:利用不可」
→「○」または「赤ロム保証あり」の端末を選びましょう。
◎ 端末が格安SIMの回線に対応しているか確認
→ 各MVNOの公式サイトに「動作確認済み端末一覧」があるので、必ず確認を。
■ よくある疑問Q&A
Q. 中古スマホに格安SIMを差すだけで使えますか?
A. 条件を満たしていれば可能です。ただし、初期設定やAPN(通信設定)の入力が必要になる場合があります。
Q. 中古スマホに新しい電話番号は付けられますか?
A. はい。格安SIMで「音声通話付きプラン」を契約すれば、新しい番号が発行されます。
Q. 中古スマホでLINEは使えますか?
A. はい。SIMがなくてもWi-FiだけでLINEの利用は可能です(SMS認証が必要な場合あり)。
■ まとめ:中古スマホ+格安SIMで、スマホ代はもっと安くなる
「中古スマホ」と「格安SIM」をうまく組み合わせれば、初期費用・月額料金のどちらも抑えた、賢いスマホ運用が実現できます。
ただし、SIMロックや対応バンド、赤ロムなどの用語をしっかり理解しておかないと、「買ったけど使えない…」という失敗にもつながりかねません。
本記事で紹介した用語を参考に、安全で快適なスマホ節約ライフをはじめてみてください。