この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
ネットワーク利用制限とは？中古スマホ購入前に知っておくべき注意点
中古スマホを購入する際に、必ずチェックしておきたいのが「ネットワーク利用制限」です。見た目やスペックだけで選んでしまうと、いざ使おうと思ったときに「通信できない」「SIMカードが使えない」といったトラブルに遭遇することも。この記事では、ネットワーク利用制限とは何か、その確認方法や注意点、購入時のポイントまで詳しく解説します。
1. ネットワーク利用制限とは何か？
1-1. ネットワーク利用制限の定義
ネットワーク利用制限とは、携帯電話会社が不正利用を防ぐために行っている制限措置のことです。主に、端末代金の未払い、盗難、紛失などが原因で、特定のスマホ端末に対して通信制限をかけるものです。
1-2. 制限がかかる原因とは？
もっとも多い原因は「端末代金の分割支払いが終わっていない」ことです。この状態で中古として販売され、その後に支払いが滞ると、端末が「利用制限対象」として扱われ、通信機能が使えなくなります。
1-3. 「◯」「△」「×」の意味を理解しよう
日本のキャリアでは、IMEI（製造番号）を入力することで、端末の利用制限の状態を以下のように判別できます：
- ◯（丸）：ネットワーク利用制限なし。安心して使える状態。
- △（三角）：現時点では制限なしだが、将来的に制限がかかる可能性あり（例：分割払い中）。
- ×（バツ）：すでにネットワーク利用制限中。通信不可＝「赤ロム」状態。
2. ネットワーク利用制限がかかるとどうなる？
2-1. 利用制限がかかったスマホの影響
ネットワーク利用制限が「×」になっているスマホは、SIMカードを挿しても通信ができません。Wi-Fiは使えますが、電話やモバイル通信は不可です。実質的にはスマホとしての価値が大きく下がります。
2-2. 赤ロムとの関係性
ネットワーク利用制限が「×」の状態にある端末は「赤ロム」と呼ばれます。これは、中古市場において避けるべき状態の代表格で、通信機能が使えないため購入のメリットがほとんどありません。
3. 中古スマホ購入前に確認すべきポイント
3-1. IMEI（製造番号）での確認方法
端末の「IMEI（製造番号）」を確認し、各キャリアのネットワーク利用制限確認サイトでチェックしましょう。IMEIは、スマホ本体の「設定」＞「情報」や、SIMトレイ、パッケージなどに記載されています。
3-2. 各キャリアのネットワーク利用制限確認ページ
以下のリンクから各キャリアでネットワーク利用制限を確認できます：
3-3. 「△」の状態は買っても大丈夫？
「△」は現時点では通信可能な状態ですが、将来「×」になるリスクがあります。基本的には「◯」の端末を選ぶのが安全ですが、赤ロム保証がある販売店なら△でも購入を検討できます。
4. ネットワーク利用制限があるスマホを購入した場合の対処法
4-1. 購入先に問い合わせる
万が一、利用制限がかかっていた場合は、まず購入元に問い合わせましょう。良心的な販売店であれば、返品・交換対応をしてくれる場合もあります。
4-2. 利用制限が解除されるケース
まれにですが、端末の代金が完済されたことで、△から◯に切り替わる場合があります。ただし、購入者が状況をコントロールできないため、基本的にはリスクが高いと考えるべきです。
4-3. 保証のある販売店を選ぶ重要性
赤ロム保証付きの店舗やフリマサービスを利用すると、万が一×になった場合でも返金や交換が可能です。中古スマホを初めて購入する人は、必ず保証の有無を確認しましょう。
5. 安心して中古スマホを選ぶために
5-1. 信頼できる販売業者の選び方
公式リユースショップや中古スマホ専門店、赤ロム保証を提供しているショップを選ぶと安心です。安さだけで選ばず、販売者の信頼性や対応履歴も確認しましょう。
5-2. 赤ロム保証や初期不良保証の確認
「赤ロム保証付き」「○日以内の初期不良返品可能」といった記載があると、万が一のトラブル時も安心です。保証内容はショップごとに異なるため、よく読みましょう。
5-3. SIMフリー端末でも確認は必須
SIMフリー端末であっても、ネットワーク利用制限の対象である可能性があります。「SIMフリー＝安全」と思い込まず、必ずIMEIチェックを行いましょう。
6. まとめ｜ネットワーク利用制限の知識で失敗しない中古スマホ選びを
中古スマホを安心して使うためには、「ネットワーク利用制限」の理解と確認が欠かせません。「◯」の端末を選ぶこと、「赤ロム保証」のある販売店を利用することが、トラブルを避けるカギです。価格の安さだけでなく、信頼性と保証の有無にも注目し、賢く安全に中古スマホを選びましょう。
